リサイクルウォーター
17,Dec
ニムラナ(Neemrana)というデリーグルガオンエリアから車で1時間半くらいの場所に、物件引き渡し(=ハンドオーバー)に立ち会うために行った。
まだ見習いなので、上司(インド人)もいっしょに。
ニムラナにはJapanese Zoneといって、日本企業工業地帯がある。なにもない荒れ果てた砂漠の中に、車部品メーカーを中心とした企業の工場が数十件ある。
こんなところで日々奮闘してる日本人がいるなんて…
いちおう近くには、それと並行して作られた居住地域もあって、そこそこ綺麗で新しい一軒家がズラーっと並んでるんだけど
ここは勘弁っすね。。
お客さんと話してると、インドがいかに住みにくいか改めて感じるし、なんで俺来たんだってなりますね。そんなかでも、今いるところはかなりマシです。
そして、この日は腹に大ダメージを負った。
この日は、手作りのラッシー持ってきてる人が現場にいた。マウンテンデュー(1.5L)のペットボトルに入ってるお手製ラッシーを。全然甘くない代わりに、スパイシーなラッシーを。
彼らしつこいんですよ。
でも負けちゃダメだ。
死にたくなければ。
強い心で跳ね返さなければ。
そのあと、上司が水買ってきてくれてたんだけど、ボトルのキャップ開いてる。親切に開けてくれたんかなと思って、「開けた?」って聞いたら「うん」と。
そっかそっか、ありがとうと思って、インドスタイルの飲み方(ボトルは基本口付けずに流し込む。回し飲みするから。それより水を綺麗にしろ)で水を流し込んだ。
飲んだ。
水が明らかにミネラルウォーターではあり得ない水道水っぽい味した。飲んでしまった。
これがいわゆるリサイクルウォーターか…
油断した俺も悪いけど、この飲み方では味も感じにくいし、アレ?って思ったのは全て飲み込んでからだった。
お腹壊した。絶対元から空いてただろ
ウーウー言いながら、晩は同じくインターンでこっちにきてる大学の同期に会いに、スルタンプールへ。帰りの方向が一緒の人に車で送ってもらった。
パキスタンでテロあった影響でメトロが不安定だったらしい。帰りのことすごい心配してくれて、cab予約しようかとか言ってくれたり、みんな優しい。
そんなこんなで商業施設もメトロも、セキュリティ厳しい。毎回空港ゲートさながらの機械通してのボディチェックと荷物チェックです。まあなんかあっても200円程度のコミッションフィー(賄賂)で通れるらしいけど…ゆるゆる。
メトロの運賃は40円いかないくらいで激安!
で、日本食レストランで唐揚げ定食
そのあと友達が滞在してるゲストハウスいったら、彼のルームメイト知り合いだった(笑)世界狭い。
12月で帰国予定の彼と入れ替わりで、そこのゲストハウス入ることになりそうです。住むにはアイセックの紹介が基本みたいで、グローバルだった。
帰りは結局メトロで。
18,Dec
トレーニングはまあ置いといて…
海外駐在員向けのコンドミニアムはやはり広いですね。ただ中の塗装とかはめちゃくちゃ荒い。これはどこまでグレードが上がってもそういうものらしい。インドっぽい。
部屋から見える景色は絶景…
なわけなくて、だいたい空気の汚さで霞んで見えます。建ってる建物はオフィスもコンドミニアムも綺麗でデカイけど、空き地もめちゃくちゃあって、そこでは牛とか豚、今日は鹿まで観れて、まさに動物園ですね。
適当にひろった画像で、こんな感じです。
投資目的で部屋自体は売れ切れるらしく、砂漠みたいな所にこんなリゾートみたいのがボコボコ建ってる。建設関係に勤めるクライアントいわく、免震なんて一切考えられてないみたいで、怖すぎます。
19,Dec
きょうは外に出てない。
9時出社が基本だけど、みんな30分は来ない。他のとこの日本人インターンも同じだって言ってた。ゆるいなあ。
コンプレインで、庭にローカルの人が入ってきて何かしてる、おそらく庭の蛇口から水道水を採っているのではないか、と。
それをどうするかって自分が使う以外に、おそらく売ってるんじゃないか、って会社の人は言ってた。
それを目撃したところで、ヒンディ使えなければしっかりしたコミュニケーションできないわけで、ここに住むのはまだまだ大変なことが多いみたいです。
かっけー。