ゆるゆるインド生活日誌

半年間インターン中(インド)の学生のブログです。感じたこととか。2014年12月〜。

最低な環境、約束されたリターン

「日本で健康診断受けると『煙草吸ってます?』って言われるんだよ。おれ吸ってないのに」

 

今は洗濯機がないので、バケツで服洗ってますが、何回ゆすいだら水は透明になるんだろう、って感じです。空気は汚い。

他にも、水が硬い影響か、髪の毛が抜け落ちるっていうのもよく聞きますが、幸い今のところ、ぼくは大丈夫です。これからどうなることやら。

 

赤ちゃんはミネラルウォーターもあまり良くないというし、飲むものにも一苦労(食べ物はもちろん、そういうわけなので呼吸すら気を付けねば。)。なんとなく自分の感覚だと、海外駐在を命じられるパターンは大きく2パターンある気がします。1つは、東南アジアやブラジルを経てインドにMDとして来るパターン。もう1つは、だいたい結婚して子供ができるかできんかくらいのタイミングで。これはもう、ほんとに大変だと思います。

 

さて、インドは(日本人が)ビジネスする環境としては最低だな、と最近特に感じます。環境は最低だけど、少し耐えて、そんなに大それたことをしない限り、成功も約束されてるような気もします。


日本人は責任感が強いなと思う。自分の仕事はもちろん、自分の仕事が及ぼしうる影響までも考えて、しっかりフォローするのが当然だとみんな思ってる。

遅れる場合は遅れると連絡するし、準備出来てなければ準備出来てないと言う。30分掛かりそうならば30分掛かると言うし、無理ならば無理という。関係者には進捗を逐一報告するし、わからなければ相談するのが当然だ。

 

でも、ここインドでは全く有り得ない。

 

なんでかな、と思うけど、結局バックグランドのお話になってしまうような気がするのですね。


1つ思うのは、法律で廃止されたとはいえ、彼らにはカーストというものがあって、

「自分の一生は良くもならないし悪くもならない」

っていう観念があるんじゃないかってこと。結婚もまだまだ同等のカーストである両家の親が縁談を進めるお見合いが主流。(最近は恋愛結婚も増えてきたとか。実際職場にも異なるカーストで恋愛結婚した人もいるが、親には猛反対されたそうだ。)

まあそんなわけで、「それはあなたの仕事でしょ」「これは私の仕事・責任ではない」という協力心の欠如はここからくるのでは、という気がする。

ほんのちょっと気にかけるだけで、だいぶ仕事はスムーズになると思うんだけど…

 

次に、転職が前提となっている点。長くて2〜3年でジョブチェンジ。合わなければ3日。そんなだから、自分のいる間だけ自分がやりやすいようにできればいいやって思っているような節がある。特にファイリングとかに無頓着なのは、その人がいなくなった際に非常に困る。(これはインドだけではないか。)

 

悪いことばかり挙げて愚痴みたいになっているけど、サービスが悪かったとしても儲かっているのは事実。そういうところにインドの可能性というか、ビジネスチャンスは感じざるをえない。

でもインドでビジネスする以上絶対インド人絡むので、その時にしっかり信頼できるインド人のパートナーがいるかどうかは超大事。

カーストの話だって、労働環境の話だって、現地の人の方が理解あるに決まってる。その彼らでさえ苦労するのに、外国人が太刀打ちできるほど甘くない。

コネもすごく大切な世界。うちも結局は社長のコネで相当お客付けてますし。


そのインドはどこまで成長を続けて、将来どうなっていくのか。

ちょうど中間層が増え始めて、皆が自分の持っているスマホを自慢し合うような風潮があって、消費はこれからもどんどん活発になると思う。だけど、日本とか中国みたいな成長曲選を辿ることはないと思う。良い暮らしのために、汗水垂らしてまで働こうみたいな気概は全く感じないから。

これからも莫大な人口を背景に、のんびりと経済規模は拡大し続けていくんだろうなと思う。

 

モディ政権で始まるインドの夜明け | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

記事呼んでも、なぜかあまりピンとこない。人々の文化・生活・価値観が変わり始めるのはまだまだ先な気がする。

 

この電通のコラムは面白いし、「あるある」を楽しめる。ちなみにDentsu IndiaグループのHOは会社から望めるところにあるけど、非常に立派なビルです。コンドミニアムからオフィスまで、グルガオンの全てを牛耳っている超特大デベロッパーDLFのビルです。DLFはヤバイ。

 

電通インド 85日間のナマステ便り | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト


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DLF某高級物件。

では。