ゆるゆるインド生活日誌(旧)

2014年12月から半年ほどインドでインターンしていた学生(当時)のブログです。

『インドの下痢にはインドの薬を』は本当だった。

こんにちは!

今日はお猿さんを見ました。道端に落ちてたマックの紙コップを頑張ってフタ開けて飲んでた。

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クリスマスも終わり、いよいよ年末ムード!

って感じは全くなし。紅白見たい。

 

クリスマス

先日はクリスマスパーティでした。いまがオフシーズンなのもあるけれど、3時からパーティの予定が、みんな朝からずっと準備に奔走。そもそも2時間くらい平気で遅刻してくる上に。自由だなあ。自由なのはいいけど、途中から風船バンバン割り始めた時はあまりのうるささに怒りかけた。

プレゼント交換会とかやった。僕は全く動きがスムーズじゃないルービックキューブと、フォトフレーム付きの時計もらいました。これで頭鍛えろってか。

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↓事後

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クリスマスはまあこんな感じ。

洗礼

こちらに来てちょうど二週間経つかどうかという頃合いで、ようやくウェルカムパーティが始まったようです。しかし歓迎されるの遅いな。こうして誰かに洗礼アピールしたかった身としては。

ガネーシャ気持ち悪くない?とか言ってたからシバ神のお怒りを買ったんかな?(無知)↓ガネーシャ。ちょっと不気味じゃないですか?夢に出てきそう。

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ガネーシャ - Wikipedia

 

さて、今までの下痢とは違うのである。日本でも腸炎に掛かったことはあるけれど、だいたいそれに近かった。以下汚い話になるけれど、続けます。

ケツからションベンが出るのである。ただそれに伴う痛みが半端ない。

「あぁーいてえぇ」って駆け込んで、座って力んだとしても、出るのは水分なのだ。拍子抜け。

 

しばらくは正露丸で対応した。さすが日本の誇るラッパのマーク。便意はだいぶ収まった。ただ、腹部の違和感だけは拭えない。これがなんとなく気持ち悪い。しかもだんだん下腹部から胃のあたりまで痛みが遷移している気がする。そもそも結局は、腹痛・下痢の原因になってる菌を出しきらないといけないわけで、せっかく便意を止めるという効果を発揮している正露丸も、そういう面ではあまり好ましくなかったのかもしれない。

 

次に同じく日本から持参した百草丸と葛根湯を服用。

やっぱりインド4000年の歴史には、中国4000年の歴史っしょ(適当)。正露丸にはなにせ歴史が足りない。このトリプルアタックで様子を見る。実際、これはこれで効き目はあり、元気に数日は過ごすことが出来た。

ただ昨日からついに効かなくなった。他に打つべき手段を持ち合わせていない。ここが自分の限界である。

 

職場のインド人に助けてくれ…って頼ったら、これくれた。

 

NorfloxTZ錠

 

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これ強いから半分にしてまずは様子みて、とのことだったので、インド人のいう強力とは果たしていかほどの威力なのか、恐る恐る服用してみた。(参考:2分待って→10分、10分→30分、1時間→???)

 

うおお!効いた!即!

 

インドの下痢はインドの薬が効くというのは本当みたいですね。今、調べてみたら、本当にどのサイトでもそのように書かれてるし、というかツアーで参加する方とかでもほぼ間違いなく下痢するみたいですね。嫌だなそんなところ。絶対行きたくないわ。

 

余談ですが、あとでこのノルフロックスについて調べてみたところ、やはり結構強烈みたいですね。

地元コルカタにはこういった症状の患者さんは時々出るようで、専用のタブレットが売っている。Norflox-TZというものだ。これは日本には無いタイ プの錠剤で、乳酸菌の粉末(ヤクルトを乾燥させたようなもの)・ノルフルキサシン・トリニダゾールの合剤だ。それぞれ大腸の菌交代現象の修復、サルモネラ腸炎ビブリオなど通常菌の感染、アメーバ赤痢の対策、と日本の普通の医学常識で考えると結構乱暴な処方だ。というのも全然違う抗生物質が二種類混ぜて 入っているのだ。日本では「診断が先」で抗生物質を選択するので、こんな風に様々な抗生物質を混ぜて散弾銃のようにぶっ放す、という処方はめったにしな い。しかしこれは日本の診断機器と医師の数および質をもって初めて可能な事で、インドには人口当たりの医師数はそれほど多くなく、経済的にも医師にかかる 余裕の無い人も多いのだ。だが、この薬はご当地で起こる激しい下痢は概ねカバーされるように処方されており、この売薬が実効と救命率を上げているのは確か だろう。

http://quick-toshi.blogspot.in/2011/08/blog-post.html

 

「様々な抗生物質を混ぜて散弾銃のようにぶっ放す」って、僕のお腹では戦争が起きてたんだなあ。ちなみに、これを服用する前にもしっかりトリプルアタックキメてたんですが、飲み合わせもあんまりよくないみたいだった。何事も無くてよかった。

 


ノルフロックスがよくわかる |家庭の通販医療薬

 

ただ、これ地球の歩き方にも載ってるとか。割りとポピュラーなやつだったみたいで良かったです。

もし、インドに限らず衛生環境の良くないところに行く場合は持ってて良さそうです。

 

原因

何か食あたりを起こしたとか、手から細菌が入ったとか、いろいろ思い当たるフシはあるんですが、おそらくは何にでも入りまくってる香辛料が主因でしょう。舌の方はだいぶ慣れたけど、消化器官が対応しきれてないんだと思います。でも、そうだとしたら、それって錠剤飲んで解決したことになるんかな。やり過ごしただけじゃないかな。

 細かいことは考えるのやめます。とりあえず治って良かった。

 

 

追伸:お引越ししました。月曜日からは電車通勤です。割りとインターナショナルな環境です。(国旗の種類は適当だと思う。)

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